TOEFLライティングINTEGRATEDでは、初めに300words程度の英文を読み、その後講義を聞いてから英文の記述(WRITING)を行います。
講義は英文に書かれている内容についてのものとなりますので、まず初めに英文を読んだ段階でどの程度準備ができたかで後の展開の良し悪しが決まってしまいます。
前回は制限時間内にキーワードをメモする方法について記載させていただきました。
今回は、キーワードの探し方について、より詳しく分析します。
ライティングINTEGRATEDの英文を読んでいると、途中に必ずと言っていいほど、「文章の展開を表す言葉」が入ってきます。具体的には、「しかしながら」を表すHowever、「一つ目は」を表すFirst、等です。
その後に注目する必要があります。これらの言葉の後には、強調したい事柄が書かれることが多いためです。
例えば、Introductionのパラグラフでは、まず一般的な論を書きだし、その後で「However」を使い、「実はそうではないのだ」という論法が使われることがあります。この場合、「実はそうではなく」の次に出てくる「本当はこうなのだ」が強調ポイント、つまりメイントピックとなります。
根拠を表すパラグラフにおいても、例えばFirst,の後には、まず端的に根拠を書くのが通例です。その次のセンテンスで詳細を述べることが多いので、Firstの次に書かれている部分をメモするべきとあたりをつけることができます。
以下、少ないですが、英文の中に出てくる文章の展開を表す言葉の例です。
・反意を表す言葉の例
However
Although
Though
In spite of
Despite
Whereas
On the contrary
・順番を表す言葉の例
First
Second
Finally
First of all
To begin with
One is
the other is
・追加を表す言葉の例
Moreover
Furthermore
In addition
・結論を表す言葉の例
Therefore
As a result
In conclusion
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